南海道の覚え方./日本の旧国名(4) <日本地理、日本史>

 日本の旧国名の第4弾は「南海道」です。「五畿」から西に向かうルートではもっとも南に位置しています。

 かつて南海ホークスというプロ野球チームも経営していた、大阪難波駅から和歌山や高野山に向かう南海鉄道愛媛県のテレビ会社の南海放送も、この「南海道」に由来しています。ただし、南海日日新聞は鹿児島県奄美市に本社のある新聞社で、これは「南海道」とは関係はありません。

 

「紀淡、阿讃、予土」(キタン、アサン、ヨド)

 [紀:紀伊国淡:淡路国阿:阿波国讃:讃岐国予:伊予国土:土佐国

 

 「紀伊国」は現在の和歌山県のことで、紀伊半島紀伊水道紀の川紀勢線紀伊国伊勢国を結ぶJR線)で知られています。

 「淡路国」は現在の兵庫県淡路島のことで、淡路島、淡路島玉ねぎ、淡路牛、紀淡海峡紀伊国淡路国の間の海峡)などが知られています。

 「阿波国」は現在の徳島県のことで、阿波踊り、阿波尾鶏、阿波銀行阿佐海岸鉄道阿波国土佐国を結ぶ第三セクター線)などが知られています。

 「讃岐国」は現在の香川県のことで、讃岐うどん、サヌカイト、予讃線伊予国讃岐国とを結ぶJR線)、土讃線土佐国讃岐国を結ぶJR線)などが知られています。

 「伊予国」は現在の愛媛県のことで、伊予鉄道伊予銀行伊予柑予讃線伊予国讃岐国とを結ぶ路線)、予土線伊予国土佐国とを結ぶJR線)などが知られています。

 「土佐国」は現在の高知県のことで、土佐犬土佐くろしお鉄道、『土佐日記』、「南国土佐を後にして」などが知られている。『土佐日記』は土佐での任を終えて都に戻る紀貫之の日記です。また藩主山内容堂の下、板垣退助坂本竜馬らを輩出した幕末の雄藩で、「薩長土肥」の一角を占めています。