正義(政義)の隊形(泰経)、
来襲(頼宗)に抵抗(貞高)
[正(政):時政、義:義時、隊(泰):泰時、形(経):経時、来(頼):時頼、襲(宗):時宗、抵(貞):貞時、抗(高):高時]
鎌倉時代を把握するにはまずは歴代執権を理解することが重要です。歴代執権も、歴代将軍も、歴代得宗を押さえた上で、その延長戦で捉えた方がいいと思います。
系譜は下記の通りで、3代泰時の長男である時氏が28歳で亡くなってしまったこと、時氏の長男である経時が23歳で亡くなっていること、時氏の次男で、経時の同母弟である時頼が継承していることが注意点である。
時政 義時 泰時 時氏 経時
時頼 時宗 貞時 高時
初代時政
将軍(①頼朝、②頼家、③実朝)
執権(①時政)
2代義時
将軍(③実朝)
執権(②義時)
3代泰時
将軍(④頼経)
執権(③泰時)
連署(①時房)
4代経時
将軍(④頼経、⑤頼嗣)
執権(④経時)
連署 不在
5代時頼
将軍(⑤頼嗣、⑥宗尊)
執権(⑤時頼、⑥長時)
6代時宗
将軍(⑥宗尊、⑦惟康)
執権(⑥赤橋長時、⑦政村、⑧時宗)
7代貞時
将軍(⑦惟康、⑧久明、⑨守邦)
執権(⑨貞時、⑩師時、⑪大仏宗宣)
連署(⑦普恩寺業時、⑧大仏宣時、⑨時村、⑩大仏宗宣、⑪煕時)
8代高時
将軍(⑨守邦)
執権(⑪大仏宗宣、⑫煕時、⑬普恩寺基時、⑭高時、⑮金沢貞顕、⑯赤橋守時)